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2010年5月22日 (土曜日)

LEDチカチカまでが結構長かった

SH-2Aマイコン基板のその後です。タイトルにもあるように、動作確認の定番である「LEDチカチカ」までが結構長かったです。まぁ、初めてこういった基板に触れる人で無い限りはあまり参考にはならないでしょうが、その辺の顛末をちょっと書こうと思います。

開発環境はルネサスエレクトロニクスから提供されるHEWと言うものを使いますが、今回環境を作ろうとしたPCにはこれをH8マイコンで作った際にすでにHEWをインストールしていました。とは言え、ターゲットとなるマイコンが違う事から「何か起きそう」な予感がして一旦アンインストールしてインストールをしてみました。

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実際のところ、アンインストールを行っても完全なアンインストールとはなっていなかったようです。しかも、HEWの方でもその辺りが考慮されているようで、インストーラの画面には「マルチインストール」の選択肢が。マイコン毎で環境を変えたい場合はここで別のインストール先を選ぶと良いみたいですね。余談ですが、ツールのダウンロードに必要な「My Renesas」サービスは今年の3月にログイン方法が変わっている様なので、それ以前に登録していて、しばらく使っていない方は注意が必要です。

さて、今回HEW以外ににもDFUと言うツールが必要で、これが無いとターゲットデバイスであるSH72620のプロジェクトが作成できません。誌面ではインストールしたHEWのバージョンが

  • V.9.03 Release 02だとSH72620の情報が無いのでDFUが必要
  • V.9.03 Release 02以降をインストールの場合はDFUが不要

と、ちょっと混乱する表記になっています(私は後者に先に目が行ってしまい、「DFU入れなくてもいいのか」と勘違いしてしまいました。DFUは必要です)。後者は「V.9.03 Release 02より後(例えばRelease 03だとか、V.9.04とか)」と言う解釈ですね。

さて、環境が出来た後(と言いつつ、その後さらにシリアル接続HEWモニタのインストールが必要ですが)は「LEDチカチカ」のプログラムを行うためのプロジェクト作成とプログラミングです。割込みベクタ設定の部分、初めての人だと戸惑いそうな感じですね。言うまでも無いのですが、intprg.cの変更点は「#pragma行の追加」と「INT_CMT_CMI0関数の処理を記述(初期状態はsleep()呼び出しがコメントになっている。つまり処理無し)」ですね。あと、リスト5の修正箇所は579行目にあります(ま、Ctrl+Fで「175」を検索すれば一 発なんですが)。

プログラミングが終了したら、ビルドの設定を行ってビルドを行います。と、簡単に言ってもこの「ビルドの設定」、初めての人は結構大変だと思います。設定する項目が結構ありますし、16進数に慣れていても普段ハードウェア寄りの事をやっていない方は「失敗してマイコン基板壊れたらどうしよう」と言う心配はありますよね。まぁ、ここは誌面通りの設定が出来れば問題ありませんのでじっくりと取り組んでみてください。

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と、偉そうな風を吹かせておきながら一通りビルド設定を済ませてビルドを実行してみるとこんな表示が…。な、…ビルドエラー…だと?(次回に続く)

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